| 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 17 | 1人気 | 2.7 | 2 | 7 | 13 | 4人気 | 9.1 | 3 | 3 | 5 | 11人気 | 34.0 |
| 馬連配当 | 1,460 | 三連複配当 | 14,280 | 三連単配当 | 47,050 | 中荒れ 紐荒れ |
松山騎手涙の初ダービー性ー制覇。
2026年の日本ダービー(第93回東京優駿)は、皐月賞馬ロブチェンが大外8枠17番という試練を跳ね除け、見事に二冠を達成する歴史的な一戦となりました。
1. レース展開と勝負のあや
皐月賞を驚きの「逃げ」でレコード勝ちしたロブチェンですが、今回は大外枠ということもあり、松山弘平騎手は後方でじっくり脚を溜める策を選択。この大胆な脚質転換が功を奏しました。
道中はパントルナイーフやエムズビギンが前を引っ張る形になりましたが、ロブチェンは外から上がってきた馬たちに惑わされず、絶妙な折り合いをキープ。直線の長い府中の舞台で、前にいる実力馬たちを射程圏に入れながらレースを進める最高の手綱さばきが見られました。
2. 直線の死闘とロブチェンの勝負根性
最後の直線では、先に抜け出して完全に勝ちパターンに入っていたパントルナイーフに対し、外からロブチェンが併せ馬の形で猛追。
最後は2頭の壮絶な追い比べとなりましたが、ロブチェンがゴール寸前でアタマ差だけねじ伏せるように差し切り。ジョッキーカメラでも確認された通り、最後の三完歩で左手前に替えるという、まさに目一杯の力を振り絞った執念の激走でした。
1着:ロブチェン(大外枠からの極限の競馬で二冠達成)
2着:パントルナイーフ(勝ちに等しい完璧な内容も、勝ち馬の執念に一歩及ばず)
3着:マスカレードボール(3番人気としての地力を証明)
皐月賞では自らペースを作って押し切り、ダービーでは一転して控える競馬で大外から差し切る。この異なるスタイルで頂点を極めたロブチェンは、単に「展開や馬場に恵まれた快速馬」ではなく、「どんな状況でも勝ち切れる真の強さ」を持った世代最強馬であることを証明したと言えます。
3. 血統的な背景と今後の展望
ワールドプレミア産駒としての底力はもちろん、母父ジャイアンツコーズウェイ譲りとも言えるあのゴール前の驚異的な勝負根性は、今後の古馬戦線や秋のG1戦線でも大きな武器になりそうです。
皐月賞の超高速スピード決着から、ダービーのタフな力比べまで、全く質の違う2つのG1を制したロブチェンの二冠。秋には当然、三冠をかけた戦いや古馬の壁に挑む姿が期待されます。