着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ |
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1 | 1 | 1 | 4人気 | 7.6 | 2 | 4 | 5 | 2人気 | 5.7 | 3 | 5 | 7 | 8人気 | 14.0 |
馬連配当 | 2,700 | 三連複配当 | 10,520 | 三連単配当 | 55,480 | 中荒れ |
一番人気馬 トレサフィール(5.0倍) → 6着
2025年のラジオNIKKEI賞は、荻野極騎手騎乗のエキサイトバイオが見事な差し切り勝ちを収め、重賞初制覇を飾りました。
レースは、1000m通過が59秒7と計測されたように、全体的には淀みのない流れとなりました。先行勢が粘り込む展開も予想されましたが、直線の攻防では差し馬が台頭する形となりました。
勝ったエキサイトバイオは、道中中団の内目で折り合い、4コーナー手前で仕掛けると、直線で鋭く脚を伸ばし、ゴール前で先行するセンツブラッドを捉えました。馬体重はマイナス6kgと絞れていましたが、53kgのハンデ斤量を感じさせない地力の高さを証明する一戦となりました。この勝利で、今野貞一調教師にとっても重賞初制覇となりました。
2着には、先行して粘り込みを図ったセンツブラッド(菅原明良騎手)が入り、前走の白百合ステークスに続く好走を見せました。特殊な馬場だった前走から、今回も展開を味方につけた形です。
3着には、外から追い込んだインパクトシー(横山琉人騎手)が入線し、波乱を演出しました。
レース全体としては、人気の盲点となっていた内枠の差し馬が勝利を収める形となり、ハンデ戦らしい波乱の結果となりました。特に、1番人気馬が近年苦戦傾向にある中で、エキサイトバイオの勝利は、その傾向をさらに強めるものと言えるでしょう。
今後、エキサイトバイオがどのような成長を見せてくれるのか、秋のG1戦線での活躍にも期待がかかります。