着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ |
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1 | 3 | 3 | 1人気 | 2.3 | 2 | 5 6 | 610 | 78人気 | 26.8 16.2 | 3 | 6 | 9 | 2人気 | 4.0 |
馬連配当 | 1,510 1,150 | 三連複配当 | 12,230 | 三連単配当 | 22,390 18,940 | 中荒れ |
2着は8人気シンエンペラーと9人気ドゥレッツァが同着
レース結果と注目馬
優勝馬: ドウデュース(武豊騎手)
2着同着: シンエンペラー(坂井瑠星騎手)、ドゥレッツァ(W.ビュイック騎手)
1番人気に推されたドウデュースが、後方からの豪快な末脚でG1連勝を飾り、日本のエースとしての実力を改めて証明しました。武豊騎手もジャパンカップ5勝目を挙げ、その偉大さを知らしめる結果となりました。
2着には、3歳馬のシンエンペラーとドゥレッツァが同着で入り、世代交代の兆しを見せる走りとなりました。特にシンエンペラーは果敢に先行し、見せ場を作りました。ドゥレッツァも菊花賞馬としての意地を見せ、復調をアピールしました。
その他、注目を集めた馬では、牝馬二冠のチェルヴィニアが4着、天皇賞(春)勝ち馬のジャスティンパレスが5着と続きました。海外からの参戦馬では、オーギュストロダンが8着、ゴリアットが6着という結果に終わりました。
レース展開
レースは、逃げ馬不在の中でシンエンペラーが先手を主張し、全体的にスローペースで進みました。1000m通過が62.2秒という、G1としてはかなり遅い流れとなり、直線での瞬発力勝負となりました。ドウデュースは後方でじっくりと脚を溜め、最後の直線で他馬をごぼう抜きにする圧巻の末脚(上がり3ハロン32.7秒)を披露しました。
総評
2024年のジャパンカップは、ドウデュースの圧倒的なパフォーマンスが際立ったレースでした。スローペースの中で後方から差し切るという、その持ち味を存分に発揮した勝利は、日本のエースとしてふさわしいものでした。
また、3歳勢の活躍も印象的でした。シンエンペラーとドゥレッツァの2頭が上位に食い込んだことで、今後のクラシック路線や古馬戦線における彼らの成長がさらに期待されます。
一方で、海外からの有力馬や実績馬が力を出し切れなかった要因として、やはりスローペースによる瞬発力勝負への対応が挙げられるでしょう。日本のトップレベルの瞬発力と、それを引き出す騎手の技術が光る一戦となりました。
総じて、2024年のジャパンカップは、日本のトップホースであるドウデュースの強さを再認識させるとともに、次世代のスター候補の台頭も予感させる、見どころの多いレースだったと言えるでしょう。