着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ |
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1 | 6 | 10 | 1人気 | 1.7 | 2 | 7 | 13 | 5人気 | 16.8 | 3 | 3 | 4 | 4人気 | 13.3 |
馬連配当 | 1,690 | 三連複配当 | 5,610 | 三連単配当 | 17,570 | 小荒れ |
一番人気馬 エンペラーワケア(1.7倍) → 1着
2024年の武蔵野ステークスは、1番人気に支持されたエンペラーワケアが、川田将雅騎手を背に優勝しました。以下にレースの総評をまとめます。
レース展開と結果
- レースは、前2頭が飛ばすハイペースで展開されましたが、離れた3番手以降は平均ペースで流れたと見られます。
- 優勝したエンペラーワケアは、無理に前を追わず5番手のインで追走し、直線で外からのブロックを受けながらも、進路が開くと鋭い脚で抜け出し、後続に1馬身差をつけて快勝しました。
- 2着には5番人気のカズペトシーン、3着にはハナ差で4番人気のペリエールが入りました。
勝馬エンペラーワケアについて
- エンペラーワケアは、ダートでは安定した強さを見せていましたが、今回初のマイル戦(1600m)で、この距離もこなせることを証明しました。
- 根岸Sの時ほどは良く見せなかったという評価もありましたが、テンションが高まることなく、重厚感のある馬体で力強さを見せました。
- 直線での追い出しを待たされる形になりながらも、そこから一気に加速して突き抜けた内容は、能力の高さを示すものでした。この勝利でチャンピオンズカップへの優先出走権も獲得し、今後のダート路線の中心となる可能性を感じさせました。
上位人気馬の評価
- 2番人気に推されたタマモロックは8着に敗れ、期待に応えられませんでした。
- 3番人気のペイシャエスは4着で、正攻法の立ち回りを見せましたが、上位馬の瞬発力に屈する形となりました。
- 上位人気馬の中では、エンペラーワケアが抜けた強さを見せつけ、他の人気馬は展開や位置取りなどで明暗が分かれました。
総評
2024年の武蔵野ステークスは、エンペラーワケアがその実力を遺憾なく発揮し、今後のダート戦線における主役候補としての地位を確立する一戦となりました。展開的にも瞬発力が問われるレースとなり、勝ち馬の決め手の鋭さが光る結果となりました。人気上位馬が必ずしも上位に来るわけではない、武蔵野ステークスらしい波乱要素も含んだレースであり、3連単は17,570円の配当となりました。