着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ | 着順 | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 15 | 3人気 | 6.6 | 2 | 7 | 13 | 11人気 | 35.4 | 3 | 4 | 7 | 9人気 | 16.2 |
馬連配当 | 11,310 | 三連複配当 | 50,350 | 三連単配当 | 233,450 | 大荒れ |
一番人気馬 オメガギネス(2.6倍) → 10着
2024年のみやこステークスは、京都ダート1800mを舞台に15頭立てで行われました。
レース展開の総評:
レースは12番ミトノオーがハナを切り、これに13番アウトレンジ、6番ダンテバローズ、3番ドゥラエレーデなどが続く形でスタートしました。ミトノオーが1馬身半ほどのリードを保ちつつ、アウトレンジが2番手、ドゥラエレーデとダンテバローズが続き、全体的に淀みのないペースで流れました。
直線に入ると、先行勢の中からミトノオーは失速。替わってアウトレンジが一旦は抜け出しにかかりますが、中団からポジションを上げてきた3歳馬のサンライズジパングが猛追。最後はサンライズジパングがアウトレンジを半馬身差で差し切り、優勝を飾りました。3着にはさらにクビ差でロードアヴニールが入り、上位は混戦となりました。
特筆すべき点:
- サンライズジパングの快勝: 出走馬中唯一の3歳馬であったサンライズジパングが、古馬の強豪相手に見事な差し切り勝ちを収めました。重馬場というタフなコンディションの中、上がり37.1秒の脚を使っての勝利は、その能力の高さと今後のさらなる成長を示唆する内容と言えるでしょう。鮫島克駿騎手の好騎乗も光りました。
- 波乱の結果: 1番人気に推されていたオメガギネスは10着、2番人気のドゥラエレーデも11着と人気馬が総崩れに終わりました。代わって11番人気のアウトレンジ、9番人気のロードアヴニールが2着、3着に食い込み、3連単は23万円を超える高配当となりました。これは、重馬場という特殊な馬場状態と、展開の綾が大きく影響した結果と言えるかもしれません。
- 先行勢の苦戦: レース序盤から飛ばしたミトノオーは大きく失速し、他の先行馬も厳しい展開となりました。これは、みやこステークスが前傾になりやすく、差し馬や長く脚を使える馬が台頭しやすいという傾向と合致する結果でした。
全体的な評価:
2024年のみやこステークスは、3歳馬サンライズジパングが古馬の壁を打ち破り、今後のダート界を担う存在として名乗りを上げたレースでした。一方で、人気馬の不振と下位人気馬の激走は、馬場状態や展開の読みが重要となるダート重賞の難しさを改めて示した一戦となりました。