2024年10月26日

11アルテミスステークス2024

1600m G3 東京 11頭
着順枠番馬番人気単勝オッズ着順枠番馬番人気単勝オッズ着順枠番馬番人気単勝オッズ
1
2
23人気4.72
1
17人気15.63
7
82人気4.1
馬連配当4,380三連複配当6,510三連単配当42,370
中荒れ
一番人気馬 カムニャック(3.1倍) → 6着

2024年のアルテミスステークスは、素質馬たちが集結し、今後の牝馬クラシック戦線を占う上で非常に見どころの多い一戦となりました。

レース結果の概要

  • 優勝馬: ブラウンラチェット (3番人気)
  • 騎手: C.ルメール
  • タイム: 1:33.8 (良馬場)
  • 2着: ミストレス (7番人気)
  • 3着: ショウナンザナドゥ (2番人気)

レース展開と見どころ

レースはミストレスが逃げる形となり、ブラウンラチェットは好位追走、1番人気のカムニャックも先行集団に位置しました。ペースは全体的にスローバランスで進みましたが、東京芝1600mの特性上、直線での瞬発力勝負となりました。

直線に入ると、各馬が横一線に広がっての叩き合いとなり、非常に見応えのある攻防が繰り広げられました。その中で、内から鋭い伸びを見せたブラウンラチェットが、後続を振り切って見事な勝利を収めました。 ブラウンラチェットは道中で少し力む場面もあったようですが、ルメール騎手がうまく折り合いをつけ、最後の直線では内が狭くなる場面がありながらも、残り300m付近から鮮やかに加速して抜け出しました。終い2ハロンを11.1秒→11.0秒と加速するラップでの完勝は、その高い瞬発力と底力を示しています。

2着には先行したミストレスが粘り込み、3着には外から追い込んだショウナンザナドゥが入りました。上位5頭が1:34.0の同タイムという大接戦となり、特にゴール前は写真判定になるほどの僅差でした。

各馬の評価と今後

  • ブラウンラチェット: 無傷の2連勝で重賞初制覇を飾り、その将来性の高さを示しました。落ち着きがあり、しなやかな身のこなしで、今後の大舞台での活躍が期待されます。ルメール騎手も「この先が楽しみな馬」と評価しており、牝馬クラシックの主役候補に名乗りを上げました。

  • ミストレス: 逃げ粘って2着を確保し、自身の能力の高さを見せつけました。今後の距離やコース選択にも注目です。

  • ショウナンザナドゥ: 最後の直線で強烈な末脚を披露し、僅差の3着に入りました。着順以上に強い内容で、この馬も今後の重賞戦線で力を発揮する可能性を秘めています。

  • カムニャック: 1番人気に推されましたが、6着に敗れました。しかし、勝ち馬と同タイムの1:34.0で入着しており、能力の一端は示したと言えるでしょう。今後の巻き返しに期待が集まります。

総評

2024年のアルテミスステークスは、直線での激しい叩き合いが印象的な、非常にハイレベルなレースでした。優勝したブラウンラチェットは、その素質と勝負根性を存分に発揮し、今後の牝馬路線における有力馬としての地位を確立しました。惜敗した馬たちも、それぞれ能力の片鱗を見せており、今後の成長と活躍が非常に楽しみなメンバーが揃った一戦と言えるでしょう。このレースから、来年の牝馬クラシックを賑わせるであろうスターホースが誕生する可能性は大いにあります。

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一番人気のオッズ → 3.0-3.4 二番人気のオッズ → 4.0-4.4 単勝オッズが一桁の数(一番人気含む) → 5 単勝オッズが10倍台の数 → 2 単勝オッズが20倍台の数 → 単勝オッズが30倍台の数 → 単勝オッズが40倍台の数 → 単勝オッズが50倍台の数 → 1 単勝オッズが60倍台の数 → 単勝オッズが70倍台の数 → 1 単勝オッズが80倍台の数 → 単勝オッズが90倍台の数 → 単勝オッズが100倍台の数 → 1 単勝オッズが200倍台の数 → 1 単勝オッズが300倍台の数 → 単勝オッズが400倍台の数 → 単勝オッズが500倍台以上の数 →